起業初期の情報発信について

起業初期の情報発信について
誰だって最初は赤ちゃん

起業初期段階での情報発信、こんなことで悩んでいませんか?

個人起業をしようとなったときに、
切っても切り離せないのが「情報発信」ですよね。

でも、
「情報発信といっても何を書いたらいいのかわからない」
「まだ商品もコンセプトも定まってないのに、何を書けばいいんだろう」
なんて、思ってしまうことはありませんか?

そんなあなたのために、
今日は「起業初期段階のSNSやブログでの情報発信について」
をお伝えしようと思います。

これを読んでいただくと、
今日からネタがざくざく見つかって、
楽しく情報発信できるようになりますよ。

 

起業初期段階の情報発信では、背伸び投稿はもったいない

今回なぜこの記事を書こうと思ったのかというと、
「背伸び投稿」
をしている人が多いからです。

情報発信をするようになると、
周りの自分と同じような個人起業家の情報発信を
いやでも目にするようになりますよね?

そうなると、
「なんだかあの人の方がすごそう」
「あの人の方が専門家っぽく見える」
「私は売れてなさそう」
なんて、引け目に感じたりしちゃうこともしばしば。

でも、
それで情報発信をしなくなる、
というのでは元も子もないのはわかっていますよね。

だからと言って、
「背伸び投稿」
に走ってしまうのも考えものです。

背伸び投稿というのは、
自分のレベル感と合っていない投稿です。

わかりやすく言えば、
ちょっと健康の話題が好きな人が、
まるでお医者さんかのような投稿をしてしまう、
というような状態です。

これがなぜ良くないのかと言うと、

・結局背伸びをしていることを自分が知っていて苦しくなる
・専門家から見たら、背伸び投稿であることが一目瞭然
・情報発信に一貫性がなくなり、お客さんには違和感となって伝わる

結果、良いことがないのです。

自分の成長のために、
プロになり切って情報発信をするのは悪くないかもしれません。

ですが、
背伸び投稿をしていると、
結局はどんどん楽しくなくなってしまい、
「これで大丈夫だろうか?」
という不安ばかりが大きくなっていってしまいます。

では、
起業初期段階ではどんなことを念頭に情報発信をしていけば良いのでしょうか?

 

ポイントは3つあります。

1.初期段階であることを前面に出してしまう
2.楽しくできることから始める
3.完璧なコンセプト(一貫性)を求めない

この3つです。

 

1.初期段階であることを全面に出してしまう

「起業初期段階であることを全面に出してしまうと、素人だと思われてお客さんが来ないのでは?」

と考えて、
背伸びした情報発信をしてしまう人がいます。

でも、
初期段階であることは事実なんです。

なので、
そこは包み隠さず出していきましょう。

準備段階を見せてもらえると、
見ている周りの人はワクワクします。

例えば、僕の家の近所に高級食パン屋さんができたことがあったのですが、
お店を作っている段階から、
「今度こういうお店をスタートします。オープンしたらぜひ来てください」
ということを、近所の人にどんどん伝えていました。

お店ができていく様子を、
近所の人は暖かく見守っていました。

テストでパンを焼いたりしたときには、
試食をお店の前で配ったりもしていました。

そういう風にして出来上がったのが、
「応援体制」
です。

起業初期というのは不利なことばかりと思われがちですが、
「応援体制」について言えば、
明らかに起業初期段階の人の方が有利です。

今日はこんなことを学んだ。
今日はこんなことに挑戦した。
こういうことを試したらこんなふうになって嬉しかった(残念だった)

などなど、
起業に向けてその日にやったことを
どんどん全面に出してみましょう。

日記でも全然OKです。

素人の人に変に売り込まれたり、変に集客をかけられたりするより、
素人の人がプロになろうと頑張っている日記を見せてもらう方が、
よっぽど応援したくなるし、暖かくなります。

そして、
実際にビジネスが走り始めたときにも、
応援してもらいやすくなります。

 

2.楽しくできることから始める

起業初期段階では、何が正しいかなんてわからないので、
あまり正しさにとらわれないことが大事です。

特に情報発信はたくさんの不安とのせめぎ合いになります。

なので、
楽しくできる、ということが大事です。

ネットを調べたり、
人のメルマガを読んだりすると、

「これを使うのが正解だ」
「集客したいならこういう情報発信が正しい」

というような、
もっともらしい情報に溢れています。

もちろん参考程度に学ぶのは良いと思いますが、
結局何が正しいかなんて誰もわからないし、
その情報を見てお客さんになるかどうかを決めるのは、
こちらではなくお客さんです。

なので、そういう情報に縛られたり、
その正しさの枠からはみ出ることを恐れて
行動が萎縮してしまうのはもったいないことです。

何より重いのは、
「第一歩」
です。

人は
「第一歩」
を踏み出すことさえできれば、
「第二歩第三歩」
は、割とスムーズに進めることができるようになります。

なので、
第一歩は「正しい」より「楽しい」を大切にしましょう。

どうせ第一歩でお客さんなんてこないですから、
まずははずみをつけるために、
遊びの要素を入れるんだ、
くらいの気持ちでやるのがオススメです。

 

3.完璧なコンセプト(一貫性)を求めない

完璧なコンセプトができないと、
一貫性を持った情報発信ができないから、
今はまだ情報発信をしない、
という選択をしてしまう方がいますが、
これはもったいないことです。

せっかくの
「応援してもらえるチャンス」
を逃してしまうことになるし、

結局はそういう態度では、
良いコンセプトは作られないのです。

赤ちゃんがおぎゃーっと生まれて、
歩いたり走ったりするまでの過程を思い浮かべてみてください。

あかちゃんは、
いきなり正しい歩き方で歩くでしょうか?

そうじゃないですよね。

まず、
寝返りをしてみようとして、失敗し失敗し、
なんども失敗してようやくできるようになり、

次にはいはいをしようとして、失敗を重ね、
ようやくできるようになり、

今度は立ち上がろうとするけど、
何度も転んでときには頭をぶつけたりして。

そんなことを繰り返しながら、
ようやく歩いたり走ったりするようになります。

「よし!これなら完璧に歩けるぞ!」

なんて、緻密な計算で考えをまとめてから歩き始めるわけではないんです。

「そんなこといったって、私は赤ちゃんじゃない」

と思うかもしれませんが、
あなたが今起業初期段階なら、
あなたのビジネスはまだまだ赤ちゃんのはずです。

その赤ちゃんが、
寝返りをうとうとしたり、
はいはいをしようとしたりするのを、
邪魔してはいけません。

まずはやってみるんです。

そうすると、
「あ、どうもこうじゃないらしい」
ということを身をもって体感することができます。

そこではじめて、
自力での修正ができるようになります。

この
「自力での修正の積み重ね」
こそが成長です。

そして、それを周りの人は見て応援してくれるし、
その成長こそが盤石なコンセプトを生み出していくんです。

だから、
まずは情報発信を楽しんでください。

正しさや一貫性にとらわれる必要はありません。

 

起業初期段階での情報発信まとめ

ということで、
起業初期に大事な情報発信の3つのポイントは、

1.初期段階であることを前面に出してしまう
2.楽しくできることから始める
3.完璧なコンセプト(一貫性)を求めない

です。

特に「1」は本当にオススメ。

これを素直にやるだけで、
あなたを応援してくれる人が現れます。

個人起業は「個人」と書く通り、
基本的には一人で進めていくものです。

そこに、応援してくれる人が現れるだけで、
気持ちが楽になり、
「よし、次もやってみよう!」
という気持ちが生まれやすくなります。

また、
応援してくれる人が増えると、
自然とネット上での交流も増えていきます。

そうなると、
今世の中では何が求められているのかが、
より明確に見えやすくなってきます。

何が求められているかがわかれば、
あなたのアイディアのタネと、
世の中の求めることが重なり合う部分が見つかり、
それが「ビジネスコンセプト」になります。

ぜひぜひ、
正しさを求めることなく、
今日から楽しく情報発信をしてみてくださいね。

 

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