今や何万種類と言われるぐらい
便利なものや効きそうなものがあるコスメたち。
今回は
オールインワン化粧品って良いの？
良くないの？
そんなお話です。
基礎化粧品の構成って
化粧水も乳液もクリーム、美容液も
もっと言えば
洗剤やシャンプー・コンディショナーに至るまで
基本的な材料は変わりません。
水と油、それを混ぜ合わせる界面活性剤で作られています。
化粧水は水分が多め
乳液・クリームは油分が多め
洗剤などの洗浄するものは界面活性剤が多め
という配分になっています。
そこに栄養分をいれたり
効果のある成分を入れたり、しています。
ちょっとびっくり、ですよね。
美容成分が配合できるのは
水には本来溶けない成分でも
油には本来入れられない成分も配合できるのは
これらを混ぜ合わせることのできる界面活性剤のおかげ。なんです。
界面活性剤、なんて言われても
良く分からないですよね。
天然で言えばタマゴに含まれているレシチンという成分が
これに当てはまります。
マヨネーズを作るのにタマゴを使いますが
油と他の材料が分離しないのはタマゴのおかげ、
といえば分かってもらえるかもしれないですね！
あとは石鹸。
石鹸を泡立てると汚れが落ちますよね。
油と水を溶かし合わせることができるから、
汚れが落ちてくれます。
界面活性剤は今や生活に必要なものではあるんです。
ただし、キツイ合成界面活性剤は
油を取り去る能力も高いので
人が元々持っている皮脂も取り去ってしまう可能性はあります。
だから長年使っていると乾燥してくるので
それを加齢のせいで乾燥していると思って気が付いてない人も
確かにはいます。
加齢のせいだけではないかも、しれませんよね！
だからといって絶対使うべきでない悪いもの、
というワケではなくて
合成されたキツいものはなるべく、避けたほうがいい。
ということになります。
安価すぎる洗剤
ふき取るだけでメイクが落ちるようなクレンジング剤
お風呂でも使えるポイントメイク落とし
一日中香る柔軟材などは
キツイ合成界面活性剤が使われている可能性が高いんです。
で、結局オールインワン化粧品ってどうなのよ。
オールインワン化粧品っていうのは
化粧水にもなって
乳液・クリームにもなって
ハイスペックなものになったら
パックの用途にもなるものも、ありますよね。
時短にもなるし、便利。素敵。
なんですけどねー。
クリームとパックの用途を一緒に考えるのは
そんなに無茶ではないと思うんですが
化粧水と乳液・クリームの役割って
水分と油分の補給、です。
水と油。
ということは
先ほどお伝えしたように
これらを溶かし込む界面活性剤をかなり入れているのでは、
と推測されるワケです。
水分と油分の補給に加えて
栄養も届けちゃってくれるのなら
成分も入れないといけないってなるので
何種類もの界面活性剤が入っている可能性がある。のです。
だからって
先ほども言ったように
界面活性剤がとんでもなく悪者、でもないし
時間が無い時や
ケアにどうしても時間を割けない時だって
あるんだと思うんです。
絶対に使ってはいけないものではないけど、
でも
ずっと頼るのも止めましょね。
一生コンビニ弁当で生きていく？
に、近いかもしれません。
コンビニに頼ることもあるだろうけど
ずーっとコンビニ弁当やジャンクフード食べていて
健康になる、とは思えませんもんね。
オールインワン化粧品は
そんな感じで捉えているといいかもしれません。
仕方ない時は頼る。
でもできるときはしっかりケアする。
って、賢く使い分けましょー！
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