わたしが体験した腹式呼吸の大切さ 

わたしが体験した腹式呼吸の大切さ 

寒暖の差が大きい今の季節。
インフルエンザがまた流行しているようです。
免疫力をあげるためにも
のどを痛めないためにも、深い呼吸をすることは
とても大事です。

わたし自身が経験した呼吸の大切さ

今では、健康が自慢だったりするわたしですが、
小学校までは
気管支喘息がひどく、週に2回は発作がおきるという
体のよわい女の子でした。
気管支喘息は、その名の通り、気管支による炎症で
気管支の管が細くなってしまうので
とにかく呼吸が苦しく、眠ろうとしても眠れませんでした。

食べ物も喉につまさせる可能性があるということで、
パンは、マッチ箱の大きさ
うどんは、細かくカットしたものを
食べていた記憶が鮮明に残っています。

医師から教えてもらった腹式呼吸

子供のわたしにとって、お医者さんは
生きる望みでした。
夜中から、ゼイゼイと発作が起きると
ほぼ完徹で、苦しい呼吸に耐え、
はやく夜があけてほしい・・・・・
はやくお医者さんに注射してほしい
(注射すると一旦楽になるので)
(そして今のような吸入器がそれほど使われていなかったので)
そんな、毎日の繰り返しでした。

なのに・・・ 一番のたよりであった
医師 O先生が 病魔におかされてしまったのです。

O先生がいなくなってしまうのなら もう私はダメだ・・・・
目の前は真っ暗で、絶望しました。 この時小学校5年生。
そんな私に、O先生は腹式呼吸について
丁寧に教えてくれるようになったのです。
腹式呼吸って・・・

当時は、喘息もちでしたから
深く息を吐くということが
もーむずかしくて、
全然マスターすることなんてできませんでした。

でも、毎日続けることが大切。
5分でも10分でもいいから
毎日続けるように・・・・・

そう繰り返しO先生から教わりました。
その後、中学に入り、
劇的に発作の回数が減ったときに
先生は旅立たれました。

喘息をなおすには、腹式呼吸ー。
それは、私自身が実感し
自分の命を守るために続けてきたことでした。

鼻からゆっくり吸って
肺に空気がいっぱい入る
口から細く長くはくことで
肺からの空気が排出される。

実は、この腹式呼吸が
内臓のマッサージにもなり
血行がよくなることで
免疫力がよくなるとも言われています。

まさか
腹式呼吸を仕事にするなんて思ってもいませんでした。
つづく

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