海から教えられた事

海から教えられた事

今日のお話は、自分の行動の結果が望んだものではなかった時の

一つの考え方のお話です。

 

頑張ったのに望んだ結果が得られないことは

嬉しいことではないと思います。

 

ですが少し視点が変わると、

望まなかった結果は改善への

原動力になるというお話です。

 

実は僕サーファーなんです

 

突然のカミングアウトみたいですが

実は17歳からサーフィンを続けています。

 

早いもので足掛け38年です。

 

こんなに長く続けているものはありません。

 

なので、サーフィンやそのフィールドである海から

学び気付かされることは沢山ありました。

 

そんな僕がサーフィンに関して、

去年の12月から新たなチャレンジをスタートしました。

 

それは「ほぼフィンレス・サーフィン」です。

 

通常サーフボードの水面側の後方には

フィンというパーツを付けます。

 

 

フィンはライディング時の直進性や安定性を高め

ターンの起点にもなる極めて重要なパーツです。

 

大きさは7インチぐらいで、

フィン無しでボードをコントロールすることは

困難を極めます。

 

今チャレンジしている事と言うのは

その大切なフィンを2.5インチという

あり得ないサイズにしてのサーフィンです。

 

 

このチャレンジは、

フィン無しでサーフィンをしている人を

映像で目撃したことからスタートしました。

 

最初はまるで歯が立たなかったものの

半年経過した今、何となく形になって来たんです。

 

ここに至る経緯は失敗の連続でした。

 

通常なら落ちない様なポジションで落ちまくり

初月はまともに乗れたことはありません。

 

実は度重なる失敗の中に学びと気付きがありました。

その学びと気付きを検証したくて

次の波にチャレンジした結果今に至ります。

 

行動しないと結果が出ないし

結果が出ないと考察が出来ません。

 

その考察が学びと気付きを産みます。

 

前提

 

真冬の海で何故、こんなチャレンジを繰り返せたのか?

 

その答えは

「2.5インチのフィンでも絶対乗れるはず」

という前提だったからです。

 

「乗れるかな?」ではなく

「乗れるはず」でのスタートでした。

 

その前提は何故生まれたのか?

 

それは、乗れている映像を見ていたからです。

 

達成を前提としたチャレンジにおいて

失敗は改善点を見出すデータ収集になります。

 

一方達成を前提としないチャレンジは

失敗は「そんなことは無理」というセリフの

証拠集めになります。

 

今回のチャレンジでは大きな喜びを感じました。

 

「ほぼフィンレス」でライディング出来た時に味わう

スピード・浮遊感・自由さは

通常のサーフィンでは体験出来ない快感です。

 

「難しい課題ほど、クリアした時の喜びは大きい」

本当にその通りだと思います。

 

今回のお話はサーフィンだけでなく

あなたの日常の課題やチャレンジ

そして行動した結果や失敗の捉え方にも

応用出来るお話だと思い書いてみました。

 

前提を左右するもの

 

読んでいただいて前提の大切さを

感じて頂けたと思います。

 

その大切な前提を左右するものについても

お話する必要がありますね。

 

それは情報です。

 

今回のチャレンジのスタートは

達成している映像にあります。

 

前人未到のチャレンジではなく

出来ている人が存在しました。

 

そして人のと出会いも大きな要因です。

 

僕の周辺に「ほぼフィンレス」ではなく

まるでフィンを使わない「フィンレス」で

サーフィン出来る先人が2人もいました。

 

その2人からの情報は暗闇を照らす

ライトになってくれたんです。

 

ある意味この2人の存在は

カウンセラーやコーチのようでした。

 

この2人の存在が無かったら

「フィンレスなんて映画の世界」

「出来るのは一部のプロだけだよ」

と諦める証拠収集に走っていたと思います。

 

誰と出会い、何を聞くか?

その情報は人生を左右しかねません。

 

今回の記事があなたの課題やチャレンジに応用出来ることがあれば

参考にして頂ければ幸いです。

 

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