前回の続きです
教育への支援をはじめたこと
こんなしょうもなかった僕でも生き続けさせてくれた、
この社会に何かを還元したい。
僕はそう思うようになりました。
僕が社会の何かを変えられるなら、
一番変えたいのは教育です。
だって、これからの社会を作るのはやっぱり子供たちだから。
子供達が、クリエイティビティを失わない世の中を作りたい。
教育の機会が与えられない子供達に、教育の機会を与えたい。
そういう気持ちで、
まずはベトナムに図書室を作るために
お金を支援することから始めました。
それが2016年のこと。
2016年は、
ベトナム・ハティン省の小学校への図書室設置 800,000円
熊本県益城町給食センター復旧支援 300,000円
東北復興義援金 100,000円
南アフリカ識字教育導入支援 256,000円
を支援しました。
2017年は、
スリランカ、Polonnaruwa県の、
Siyabalawa Kanishta Viduhala小学校の
識字教育プログラムの導入に
4,100,000円
を支援しました。
それからも、
2018年に1,130,000円
これを書いている2019年も
5月時点で850,000円を支援させていただきました。
「私もそんなふうに寄付ができるようになりたい」
ありがたいことに最近は、
クライアントさんやメール講座の読者さんからも
この支援活動に協力していただける方がいらっしゃいます。
また、
そういう僕を見て、
「私もそんなふうに寄付ができるようになりたい」
というふうに言ってくださる方もたくさんいらっしゃいます。
「自分はまだ寄付なんてできない」という方には、
これを伝えたいです。
この寄付は学校になり、図書室になり、本になります。
「字が読める」
僕たちにとっては当たり前のことが、
きちんとできるようになるための支援として使われます。
僕が支援しているルームトゥリードが発足する前、
ネパールの山奥の学校の図書室で、
たった一冊大切に保管されたいた本は、
フランス語で書かれたポルノ小説だったそうです。
そんな本ですら、文字を学ぶために貴重だったんです。
今あなたが、僕のメール講座をこうして読むことができるのも、
教育の賜物。
そんな、本がなくて勉強ができない子供達のために、
1冊100円もかからずに本を用意することができます。
文字通り擦り切れるまで本を読んで文字を勉強することができる。
もし仮にあなたが、1ヶ月に1000円の寄付をしたら、
結果的に何人の子供の人生が変わるでしょうか。
あなたが毎月1000円を寄付したら、
あなたの生活にはどれくらいのマイナスがあるでしょうか？
あなたのマイナスより
子どもたちのプラスの方が
圧倒的に大きいのではないでしょうか？
寄付をしてくださいって言ってるんじゃないんです。
そうやって、世の中に影響を与える方法もあって、
それだって巡り巡って自分に返ってくると、
僕は信じているんです。
実際、こういった寄付活動を始めてから、
僕自身がどんどん豊かになっています。
それは、収入が増えたってことだけじゃなくて、
心が豊かになっていっているのを、
日々感じる、ということです。
自分が自分の望む生活をするのも大事、
そのためにお金を使うのも大事。
ただ、それだって
世の中の秩序がそれを許してくれているからできているわけで、
そこで得た豊かさを社会に還元することで、
その人がもっと豊かになるというのは、
つまりバランスがそうさせている、ということです。
ごま油の話で僕が伝えたかったこと
つまり、
お金を追いかけているうちは、ずっと貧しい。
貧しさは心からやってくるから。
お金を握りしめているうちは、虚しい。
だって、存在しない仮の姿を握りしめているだけだから。
物心共に豊かであること。それが大切。
そして、お金は仮の姿だから、
人生を豊かなものにするために、
そのお金で何をしたいのかを考えることが大切。
僕は、
人生を豊かなものにするために、
・自分とパートナーが喜ぶことをしたい
・親が喜ぶことをしたい
・お客さんが喜ぶことをしたい
そして、
・子供達の教育を変えたい
「在りたい姿で生きる教育を」
ぜひ、まずは人生の目的を再度見直し、
目標を設定してみてください。
そして、その目標にたどり着くための
ビジネスコンセプトを作ってみてください。
それはもうやった、と思っても、
もう一度やってみてください。
僕は、ごま油を買うのが怖かったけど、
今はそのごま油を使って、
誰かのために餃子を焼く喜びを知っています。
長々とお付き合いいただき、
本当にありがとうございます。
「ごま油の話」まとめ
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