おはようございます。
加園です。
ここ数日、風邪を引いていました。
どうしてもお仕事に熱が入ると、
睡眠時間を削りに削って活動する癖があります。
気を付けなくてはいけませんね。笑
ぼくも、あなたも、
健康という土台の元に、
日々の生活や人との関わりを持っています。
積極的に生きる事は、
それこそ「なりたい自分」になる為に、
欠かせない生き方のひとつ。
ですが、それが原因で、
風邪を引いてしまっては、
元も子もないので(笑)気を付けて生きましょう。
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さてさて。
今日はその『積極性』に関する、
オンラインカウンセリングをしていきましょうか。
では、本題に移ります。
1.あなたの積極性が開花するとき
まず、積極性の定義をしておきましょう。
ここでお伝えさせて頂く積極性とは…
「自分のやりたい事、やりたくない事を、自分の意志で決められること」
です。
人が積極性を開花させるタイミングは、
学童期と呼ばれる6歳~13歳に当たります。
この時期から、僕もあなたも、
学校というひとつの社会のコミュニティーに属し、
その中で集団生活のイロハを学んで生きます。
・自分と同じ人間は2つと無いこと
・協調性を重んずること
・思いやりや助け合いの中で生きる大切さ
などなど、道徳心や学力を育み、
社会生活を送る上での訓練がされていきますね。
ですが、ここでひとつ。
大きなひずみが生じます。
そのひずみが…
学力の比較とそれによる優劣の評価
です。
学校とは不思議な物で、
学力が絶対の指針になっていて、
それを元に優劣を決めていきます。
個(独創性や独自性)よりも、
和(協調性)を重んずるように、
多数決で言う少数派が生き難い環境に仕上がっています。
かく言う僕も、
小学生から中学生と、
変わり者と呼ばれる傾向が強くて、
特に小学校では、
担任から殴られたりと、
とても生き難かった経験があります。
でも、学力があがれば、
そこはお咎めなしになって、
ずいぶんと可愛がられた記憶もあるんですね。
この多感な時期に、
学力による周囲との対比や、
それに基づく優劣の決定によって、
成人した後に「積極的に生きられるかどうか」が、
おおよそ決まってきます。
もし、あなたが、
成績が優秀で在る場合には、
それに基づく「評価」がある為、積極的に生きられているかも知れません。
では、どんな時に、
劣等感が育まれていくのでしょうか?
2.あなたに劣等感が刷り込まれるとき
劣等感とは、他人よりも自分は劣っている。
と、錯覚する事から始まります。
あくまでも僕個人の考えとしては、
人には得手不得手や役割があるので、
他人と比較する事に意味を見出せません。
ですが、それでも劣等感を抱く人がいるのもまた事実です。
そういった状態に陥るのは、
やはり、成績による決め付けが、
あなたの自尊心を傷つけ、教師や学徒に馬鹿にされたことが原因になっています。
最初から勉強をしないまま、
それによって悪い点数を取っている場合は、
まだ良いかも知れません。
そうではなく、一生懸命努力したのに、
前回より点数が下がっただけで、
「やってない」「努力が足りない」と一蹴される場合。
自分という存在を認めて貰いたい思春期に、
そんな扱いをされたのでは、
心中たまったものではありません。
こういった蓄積が、
人の心に劣等感を刷り込ませてしまい、
成人した後に、健全な生き方ができなくなってしまうのです。
そもそも、
「努力が足りない」というアプローチではなく、
「どういった考え方ややり方でやれば成長できるのか?」と、
根本の部分をサポートするのが、人生の先輩である先生の役割のはずです。
そうできないのは、
人生の先輩である先生もまた、
傷付いたアダルトチャイルドだから。
さて。
あなたは、どちらの状態が色濃く出ていましたか?
もし「劣等感が強い」のならば、
次の項目を参考にされると良いでしょう。
3.オススメのセラピーと行動
ここでは、今回取り上げた事に対する、
具体的な解決方法をお伝えさせて頂きます。
・インナーチャイルドのヒプノセラピー
・ベイビー・ステップ
この、ふたつです。
・インナーチャイルドのヒプノセラピー
インナーチャイルドのヒプノセラピーとは、
ヒプノセラピー(催眠療法)によって、
傷付いた子供時代の自分を癒す事が可能です。
パっとイメージが沸き難ければ、
指の関節に大きな切り傷が出来ると、
そこを曲げる時にかなり痛むじゃないですか?
でも、そこを直す事によって、
痛みが無い状態でいままで通りの生活を送れますよね?
ヒプノセラピーによる、
インナーチャイルドの癒しというのは、
とどのつまり、そういったイメージです。
インターネットで、
ヒプノセラピー(空白)インナーチャイルド と、
検索してみて下さい。
・ベイビー・ステップ
ベイビーステップとは、
「達成前提の小さな目標を作り、行動する」
という、実際の行動をベースにした、
改善方法、考え方のことです。
自信が無い状態、劣等感が強い状態で、
大きな目標に立ち向かうのは、
それ相応のストレスを巻き起こす原因になります。
例えば…
ゴミ屋敷(失礼。笑)のゴミを、
ぜーんぶ片付けるとしたら、
そして本人が掃除嫌いだったら、かなりキツイですよね。
そう言う時は、
いきなりゴミ屋敷全体を綺麗にするのではなくて、
「今日はリビング」
「今日はお風呂場」
という具合に、
規模を小さくして、尚且つ、
確実に達成できる目標と行動を考え、実際にやってみることです。
そうしていくと、不思議な物で、
少しずつ行動のハードルが上がっていきます。
一言で言えば、物足りなくなるんですね。
…というように、ふたつのアプローチを使って、
心の傷を癒したり、行動によって、自信を取り戻すのか。
お好きに選んでみて下さい。
今日もお読み下さり、
本当にありがとうございました。
加園 大樹