解決へ向けての一歩

解決へ向けての一歩

 

今日の記事を読んで頂くと

目の前の課題が解決に向かうための1歩を踏み出すことが出来ます。

 

1、抽象化

 

目の前の課題が解決し、日々を軽やかに生きれたら、

明日がくることも楽しみになります。

そのために自分自身で出来ることのお話です。

 

それは、

目の前の課題を抽象化すること。

「抽象化」という言葉は耳にするし

「何となくは分かるけど・・・?」という方も多いかもしれません。

そんな方のために簡単に「抽象化」を説明すると

対象から注目すべき要素を抜き出すことと言えます。

もっと簡単に言うと、

大事なことだけ抜き出すことです。

 

何故この抽象化が大事なのか?

答えは課題を理性的に認識することが出来ることで

解決に向けての選択肢が広がるからです。

 

課題を前に「悩む」と言うことは

感情という枝葉が、課題という幹の本質にまとわりつき複雑に見え

選択肢が限定されてしまっている状態です。

 

抽象化はその枝葉をよけることで、課題という幹をシンプルに捉え

解決への選択肢を広げてくれる効果があります。

 

では、どうすれば抽象化できるでしょう?

 

それは

「ということは?」と自問することです。

別の言葉としては「要するに?」「つまり?」なども使えます。

 

2、実例

 

実例があると分かりやすいですね。

最愛の彼、太郎さんにフラれてしまった花子さんが

太郎さんしか愛せないと塞ぎ込んでいるとします。

 

この状況を「要するに?」で抽象化すると

「フラれた」という事実があるだけです。

 

「最愛の彼」や「太郎さんしか愛せない」という感情と

「フラれた」という事実を、一度切り離して俯瞰してみることが出来ます。

 

すると「フラれた」という事実を理性的に捉えることが出来

「太郎さんだけが男性ではない」

「もっと素敵な彼が現れるかも」

「今は仕事に集中してみようかな」

など選択肢が増え選択の自由度が上がります。

これが悩みから解放された状態です。

 

分かりやすくするための実例でした。

ただ人間は感情の生き物とも言われます。

ですから、事実と感情を切り離して俯瞰することは簡単ではありません。

しかし、今日のお話を知っているのと知らないのとでは

人生に違いが生まれます。

 

生活の中で実践することで

知っていることと、出来ることを近づけることは可能です。

はじめは難しく感じて当然ですが

きっと軽やかに人生を生きていく上で大きな武器になるはずです。

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

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