実例からみる一つのコミュニケーション改善法

実例からみる一つのコミュニケーション改善法

 

身近な家族とのコミュニケーションが

しっかり取れているだけで

幸福感は格段にアップしますよね。

今日はコミュニケーションの改善がもたらす

幸せについて実例をもとに

お話していこうと思います。

 

今朝の夫婦の会話

 

まずは今朝

朝食を摂りながら

PCの修理に関して話した

僕たち夫婦の会話です。

1妻「まだ買って半年なのに、何処がおかしいんだろう?」

2僕「そんなの僕に聞かれても分かるわけないじゃん!」

3妻「私が言いたいのは、そう言う事じゃなくて」

4僕「知ってる、共感して欲しいんでしょ?(笑)」

5妻「同意してほしかっただけ(笑)」

6僕「だよね~(笑)」

7二人「爆笑!」

 

実例の解説

 

1で妻は言葉としては

何処がおかしいかを問うていますが

重要なのは言葉ではなく

その言葉の出処を想像し思いやる

これがキーポイントです。

妻は僕よりデジタル機器が得意で

僕がPCなどのデジタル機器が苦手なことは

百も承知なので、僕に求めているのは

PCの修理箇所では無いことに気がつかないと

2の発言になってしまいます。

 

2の発言は

日本語のやり取りとして

間違ったものではありませんが

この時点で妻は

「私は理解されてない」と言う気持ちを

感じています。

また2で僕は

質問にた対しての答えをしたことで

正当性すら感じていて

妻の本音に気が付いていない状態です。

これがよくある夫婦の会話ですよね。

そこから3に進めたのは

日常で本音を言っても大丈夫

と言う安心感がある関係の証です。

(ちょっと自慢)

3の「私が言いたいのは」の時点で

僕は「あっ!」と

妻の気持ちに気がつくんですね。

そこで理解出来たよ

と言う意味での笑いと共に

4に至ります。

3から5は

本来一つの文章なのですが

4で僕が言葉を挟んだことで

分割されています。

4からは

全て笑いを伴った会話で

6で分かり合えた満足感から

7の爆笑で幸せを実感

という流れになっています。

 

今回のポイント

 

・言葉そのものではなく

 その出処である気持ちを思いやる。

・お互い本音で話を出来る安心感を

 日常的に共有するため

 お互いを否定することなく

 尊重し合うことを習慣化する。

こんなことを意識して生活するだけで

人生に大きな変化をもたらす可能性があるのが

コミュニケーションの改善です。

本日解説したポイントを意識することは

思っているより簡単でしかも楽しい作業です。

コミュニケーション改善の方法は、

今日お話したものだけではないので

これからも

このコラムを通して

お伝えで出来ればなと思っています。

また

コミュニケーションが原因で

何度も同質の問題を繰り返したり

何故そのような問題を繰り返すのかが

ご自身で理解・解決出来ない場合

カウンセリングは一つの選択肢になるかも知れません。

今日も最後まで読んで頂き

ありがとうございました。

それではまた!

 

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