甘いものはお好き?
浅草駅のすぐ近くに「亀十」という和菓子屋さんがあります。
行列ができているので、お店の場所はすぐわかります。
行列ができていなければ、チャ~ンス!
絶対買いです♪
あ、でもお店は見つけにくいですね〜(^◇^;)
さて、突然ですが、
あなたは女性のお友達のA子さんとB子さんの3人で
「亀十」の前を通ったと想像してみてください。
A子さんが「亀十のどら焼きが大好き」だったとしましょう。
すると、「ここのどら焼き、すっごく美味しいよね♡」と彼女が言うと、
B子さんも「そうそう!ほんと美味しいよね!」と盛大に盛り上がります。
ここであなたは、「亀十のどら焼き」を見るのも聞くのも始めてで、
しかも甘いものは苦手としましょう。
こんな時、あなたは彼女たちとどう会話しますか?
女性との会話には共感が大事!とは言うけれど…。
女性たちが「そうよね♪」「わかるわ~♡」と、すごく楽しく共感しあっているけれど、
そもそも「亀十のどら焼き」を知らないのですから、
あなたは「甘いもの好きじゃないから…」とか、
「知らないから」とか、「どら焼き、いらないよ。」
などと言ってしまいそうじゃありませんか?
言っちゃダメですよ。
そして、
黙っているのもダメなんです!
全く共感できなくても、「共感のことば」を言うこと!
実は、本当に心から共感する必要はないんです。(え~ッ、って感じですよね。)
共感と言うのは、会話の中のあいさつのようなものだと思ってください。
「おはよう」や「お疲れ様」は、言い交すだけで気分いいでしょ?
「亀十どら焼き、美味しいよね~」と誰かが言ったら、
「お~、亀十どら焼きって美味しいんだね。」でOK。
盛り上げつつも、「美味しいんだね。」と、
自分が美味しいと思っているわけではなく、
あなたが「美味しい」と思ってるんだね、という言い方にする。
要は、「相手が言ったことを繰り返す」、「そうなんだね!」と終わらせればいい。
真剣に「共感した以上、どら焼きをたべなきゃ!」
と責任を取ろうとしなくて良いです。
女性たちの共感は、かなりゆるく無責任!
それでいいのです。
実際に女性たちは、盛大に共感しても、行動に責任はとらないことが多い。
「美味しいよね~」「美味しいよね~」と共感しあったA子とB子。
A子は、自分で言い出しておきながら、「今日は桜餅の気分♡」とか言って、
まさかの「どら焼き」はずし。
B子は、「塩おこし買ってきて、ってお母さんに頼まれてるんだ~」と、
やはり「どら焼き」を買うことはなかった。
こんな具合に、すごく共感して気分が良くなったところで、十分満足。
「どら焼き」は買わなくても、A子とB子は一緒に浅草に来て幸せなんです。
だから、「どら焼き、好きじゃないし、困ったな。」とまじめに考えなくても大丈夫。
共感できないな~と思っても、
「相手の言ったことを繰り返す」+「そうなんだね!」です。
これを会話の中の定番のあいさつだと思ってください。
実は、共感が、会話を円滑にする「あいさつ」なので、
「おはよう!」と言ったのに、「おはよう!」と返してくれないことが続くと、
もやっとした不快が心に残るように、
共感をしないでいると、
それが相手を嫌な気持ちにさせてしまいます。
お気を付け下さいね~♡